【フィリピン】最高裁、マルコス元大統領の英雄墓地埋葬を認める ドゥテルテ氏はマルコス一家と長年協力関係
フィリピンの最高裁は8日、独裁政権を率いた故フェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)元大統領の英雄墓地への埋葬について、認める判断を示した。こうした判断はマルコス元大統領が犯した罪を覆い隠し、国を分断するとして、大きな議論を巻き起こしている。最高裁報道官によると、マニラ(Manila)にある国立英雄墓地へのマルコス氏の遺体埋葬を認めるというロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の方針に、判事の明らかな過半数が支持を表明したという。