【米大統領選】トランプ氏の「保護貿易主義」、輸出依存型の韓国を直撃も
米大統領選挙で当選した共和党のドナルド・トランプ氏は「減税」「インフラ投資拡大」などの成長政策を掲げており、短期的には米国経済の回復基調を支えると評価されている。しかし、トランプ氏の保護貿易主義は、世界貿易を減退させ、結局は米国経済にとって足かせとなる可能性がある。2008年の世界金融危機の震源地となった米国経済は、オバマ大統領が執権して以降、財政支出拡大と量的緩和という二大政策によって、最近では主要国の経済の中で唯一、緩やかではあるが回復の兆しを見せている。