【軍事】中国軍の海外展開活発化=スパイ活動に危機感-米議会報告
米議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」は16日、中国の動向に関する年次報告書を公表した。新型兵器の導入で人民解放軍が能力を向上させ、海外活動も活発化していることに警戒感を示した。また、中国の軍事スパイ活動が「米国の国家安全保障への脅威になっている」と強調した。報告書は、ステルス戦闘機「殲20」の開発や大型輸送機「運20」の運用開始、初の国産空母建造に加え、ロシアの最新鋭機スホイ35戦闘機を24機購入するなど「増加する軍事費に支えられ、人民解放軍は新型兵器を導入している」と指摘した。