【経済】上海ガニの対日輸出を停止 中国江蘇省の水産会社「ブランドを守るため」 毎年50~60トン輸出
中国江蘇省の大手水産会社「蘇州秋覇王陽澄湖大閘蟹」が日本向けの「上海ガニ」輸出を停止したことが、17日分かった。同社は日本向けに毎年50~60トンの上海ガニを輸出してきたが、「今年はシンガポールや韓国向けに振り向ける」という。同社は地元紙に、「日本市場では、陽澄湖などで正式な認可を受けて養殖される『大閘蟹(中国語でダーザーシエ)』ブランド以外にも、中国産の養殖品がみな『上海ガニ』と混同されており、ブランドを守る必要がある」と説明した。