【韓国】「反・朴槿恵」狂騒 “犯罪者は晒し者に”の社会力学とは
無論、我が国でも政治家の不祥事など珍しい話ではない。とはいえ、疑惑の当事者をテレビカメラの前に吊し上げ、パワーショベルが検察庁に突っ込む狼藉ぶりを目にすると、彼の国「らしさ」を感じてしまうのは事実。これこそが李朝時代から続く「情治国家」のなせるワザなのだ。
退陣を求めるデモ参加者
もっとも、日本人にはやり過ぎに見えても、
「以前よりだいぶマシになったと思いますよ」と、元時事通信ソウル特派員で『悪韓論』の著者・室谷克実氏は苦笑する。