【中国】発電所の倒壊事故、背景に厳しい工期と省コスト=建築業界重鎮「工期圧縮なしで建設できる会社はゼロ」
2016年11月27日、人民日報によると、24日、江西省豊城市の火力発電所で、建設中だった冷却塔の足場が倒壊し、多数の死傷者を出す事故が起きたが、その背景には厳しい工期などがあったとみられている。事故の初動調査では、足場が倒壊した背景には、厳しい工期に加え、遅れによる工期圧縮、突貫工事、施工会社の不手際や管理不足などがあったとみられているが、とりわけ工期の圧縮が惨事を招いた原因だった疑いが出ている。