【北核実験】政府、独自制裁を決定 制裁対象者を拡大 圧力テコに拉致解決求める
政府は2日午前、関係閣僚による国家安全保障会議(NSC)を首相官邸で開き、5回目の核実験と20発以上の弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮に対する日本独自の制裁強化を決定した。日本への再入国禁止や資産凍結の対象拡大などが柱。圧力を強め、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に自制を促すことが狙いだ。安倍晋三首相は、NSCの後に開かれた拉致問題に関する関係閣僚会合で「拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決するため、さらなる独自の措置を行う方針を固めた」と表明。