【経済】中国不動産に過熱感、35都市に深刻な価格下落リスク 政府系機関が警告
不動産市況が高騰している中国で、上海市や広東省深セン市など全国35都市の住宅価格が深刻な下落リスクにさらされていると警告した報告書を、政府系シンクタンクが2日までにまとめた。中国紙、上海証券報によると、この報告書は中国社会科学院に属する財経戦略研究院が作成した「住宅発展報告2016~17」。不動産市況が局所的に過熱しているとして、上海や深センに加え北京市や天津市、江蘇省南京市など、合わせて10都市に特に警戒を呼びかけた。