【フィリピン】ドゥテルテ比大統領、市長時代の容疑者殺害に開き直り 「すべての密売人が殺されるまで終わらない」
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は16日、これまで数千人が殺害されている麻薬撲滅戦争の続行を誓う中で再び、自ら犯罪者を殺したことがあると誇ってみせた。シンガポールを訪れたドゥテルテ大統領は、在シンガポールのフィリピン人を前に1時間ほど行った演説の中で、比南部ダバオ(Davao)市の市長時代に警察に見本を示すため犯罪の容疑者を自ら殺害していたとする12日の談話が、世界各国で報じられたことについて触れた。