【九州】留学・実習生失踪480人(ベトナム約200人、中国約150人) 昨年の九州7県 生活苦など背景
人手不足を背景に留学生や技能実習生を含む外国人労働者が増える中、2015年に九州7県で少なくとも480人を超す留学生や実習生が学校や職場から行方不明になっていたことが、九州の各県警への取材で分かった。16年も11月末現在で450人以上が失踪。ネパール人とベトナム人が増えている。生活苦で日本語学校の学費が払えなくなったり、賃金の安さや人間関係のトラブルから実習先を逃げ出したりして難民申請をする事例が多いとみられ、原因の解明や対策が急務となっている。