【日韓】改善に向かっていた日韓関係、朴大統領のスキャンダルで水の泡
2017年1月4日、香港紙・文匯報によると、安倍晋三首相は「積極的平和主義」を掲げ、当初は膠着していた日韓関係の改善を実現させたかに見えたが、2016年末になって韓国で一連の政治スキャンダルが発覚し、朴槿恵(パク・クネ)政権は瓦解(がかい)、安倍首相の外交成果も水泡に帰した。米国の後押しのもと、懸案だった慰安婦問題解決に向け、元慰安婦を支援する基金を設立させるなどの協議が行われ、2015年末に「最終的かつ不可逆的に解決させる」日韓合意が結ばれた。