【新潟】韓国企業とのフェリー契約問題「責任の所在あいまい」 知事に監査結果報告
県の監査委員は、本県と極東ロシアを結ぶ日本海横断航路計画の中古フェリー契約トラブルをめぐり、県の対応について「事業推進に関する責任の所在があいまいだったことがトラブル発生の一因」とする監査結果報告書をまとめ、県庁で14日、米山隆一知事に提出した。報告では韓国側と購入契約を結んだナフジェイ・パナマの親会社で県の第三セクター、新潟国際海運(新潟市中央区)について「船舶の性能や契約条件など一つ一つの確認が不十分だった」と指摘。