【中国】北京で進む行政機能を郊外の通州区に移転する計画、市民からは心配の声も
2017年2月19日、米華字メディア・多維新聞によると、北京市では行政機能を郊外の通州区に移転する計画が進んでいる。計画では、北京市の「4大政治組織」すなわち政府、共産党委員会、人民代表大会、政治協商委員会や、市の行政機関を郊外の通州区へと移転するという。記事は、北京市では1990年のアジア大会開催を契機とした無秩序な都市開発に歯止めがかからなくなり人口が急増、今では世界トップレベルの人口過密都市となっており、今回の計画によって40万の人口が通州へと分散する見込みだと伝えている。