【東京新聞/社説】「環境先進国だという意識は捨てましょう」…進むのは中国、後戻りは米国、立ち止まるのは日本
週のはじめに考える もう“先進国”じゃない
ベル・エポック-十九世紀の花の都の“良き時代”。二十世紀、省エネ日本の“良き時代”は過ぎ去って、今再び時代はパリへ。パリ協定の時代です。ノルウェー政府年金基金(GPFG)は四年前、石炭関連事業者からのダイベストメントを開始しました。ダイベストメントとは、投資資金を引き揚げる、すなわち、株式を売り払う、その会社の応援はもうしないということです。