【社会】ミサイル製造に転用可能な機械、中国に無許可で輸出容疑 会社役員ら男3人 同種機械では初摘発 広島県警
広島県警などは8日、炭素繊維を作る機械を中国へ輸出したとして、外為法違反(無許可輸出)の疑いで、広島県の会社役員ら男3人を逮捕した。炭素繊維はミサイルなど軍事転用が可能で、輸出が厳しく規制されている。機械を輸出する場合も国の許可が必要で、県警によると、同種の機械の無許可輸出による逮捕は全国初という。逮捕容疑は2013年、経済産業相の許可を受けずに炭素繊維を作る機械を中国へ輸出した疑い。