【中国】外貨準備減少は「正常」「市場は過度に反応すべきではない」 中国中銀総裁
中国人民銀行の周小川総裁は10日の記者会見で、中国の外貨準備高の減少は「正常な現象だ。外貨準備は使うためにあり、ためて眺めるものではない」と述べ、市場は過度に反応すべきではないと強調した。.中国の外貨準備高はピークの2014年6月末に4兆ドルに迫った。その後は人民元相場の下落を食い止めようと当局が外貨準備を元手にドル売り元買いの為替介入を繰り返したため減少に転じ、今年1月末には5年11カ月ぶりに3兆ドルを割り込んだ。