【フィリピン】中国人旅行者が急増中 ドゥテルテ大統領訪中で渡航自粛勧告解除
フィリピンは、中国人旅行者が急増している。同国観光省によると、今年の中国人旅行者数は100万人を突破し、前年の67万人からおよそ49%増加する見通しだ。現地経済紙ビジネス・ワールドなどが報じた。急増の背景には、2016年10月に中国政府がフィリピンに対する渡航自粛勧告を取り下げたことなどがある。中国政府は、フィリピン当局が中国大使館へのテロ計画を阻止したと公表したことなどを受けて、14年にフィリピンへの渡航自粛勧告を発していた。