【経済】中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB) 実際に払い込まれた資本金は6.8%止まり
中国主導で昨年1月に発足したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は徐々に規模を拡大している。AIIBが推進する事業は大型化し、組織規模も今年末までに2倍程度に拡大する予定だ。しかし、加盟国が払い込んだ資本金が上限の6.8%にとどまるなど、まだ道のりは遠いとの評価も聞かれる。AIIBは米国、日本がそれぞれ主導する世界銀行、アジア開発銀行(ADB)などに対抗するため、中国主導で57カ国が参加して設立された。