【京都新聞/社説】朝鮮半島と一衣帯水のわが国にとって不測の事態があれば、影響は深刻だ。米国のブレーキ役をG7に求めたい
G7外相声明 米国「一国主義」を懸念
国際世論に背を向けて「暴走」を続ける国家をどう説得できるのか。先進7カ国(G7)外相会合がイタリア中部のルッカであり、共同声明を発表して閉会した。声明では、米国のミサイル攻撃を受けて緊張が高まるシリアの安定化へ向け、アサド政権の後ろ盾となるロシアに対し政治的解決のプロセスへの関与を要請する一方、北朝鮮の核・ミサイル開発も強い表現で非難し、結束を確認した。