【中国】中国複合企業、海外資産テコに止まらぬ「買収攻勢」
中国の大手複合企業が、海外で買収を続けるために海外子会社などを通じて外貨を調達している。中国政府が資本流出の抑制策に踏み切り、中国企業全般として見れば買収が難しい環境になったが、既に海外に資産を持つ企業にはかえって追い風が吹いている。資本規制により、国内に特化した企業の外貨調達手段が限られたことで、復星国際(0656.HK)、豚肉加工の万洲国際(WHグループ)(0288.HK)、金融大手の中国光大集団など、海外資産を資金調達に活用できる企業は有利になった。