【為替】ドル全面安、トランプ氏のロシア疑惑巡る政治不安で=NY市場
ニューヨーク外為市場ではトランプ米大統領とロシアの不透明な関係を巡り政治不安が高まるなかドルが主要通貨に対して売られ、ドル指数は昨年11月の米大統領選挙以降で最低水準を付けた。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.75%下落。週初からの下落率は2%を超えた。この日は米ワシントン・ポスト紙が関係筋の話として、昨年の米大統領選挙でのトランプ陣営とロシアとの関係を巡る捜査で、捜査当局がホワイトハウス高官でトランプ氏に近い人物に関心を示していると報じたことがドル売り要因となった。