【国際】サイバー攻撃、北朝鮮の関与「可能性高い」 米社が報告
米ソフトウエア会社シマンテックは22日、世界で約30万件の被害を出した大規模サイバー攻撃について、北朝鮮傘下とされるハッカー集団「ラザルス」による攻撃である「可能性が高い」とする報告を公表した。今回の攻撃では「ワナ・クライ(泣きたい)」と名付けられたウイルス「ランサム(身代金)ウエア」が使われた。これに先立つ2~4月にワナ・クライの初期バージョンのウイルスを使った小規模攻撃があり、ラザルスに関連するマルウエア(悪意あるソフト)が検出された。