【大阪高裁】「民族差別と女性差別の複合差別」在特会に賠償命じる 東大阪市に住む在日朝鮮人のフリーライターへ
ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別をあおる街宣活動で名誉を傷つけられたとして在日朝鮮人の女性が在特会「在日特権を許さない市民の会」などを訴えた裁判で、2審の大阪高等裁判所は「民族差別と女性差別の複合差別だ」として1審に続いて在特会側に77万円の賠償を命じました。東大阪市に住む在日朝鮮人のフリーライター、李信恵さん(45)は、平成25年から翌年にかけて在特会の街頭でのヘイトスピーチで差別的な発言を繰り返され名誉を傷つけられたとして在特会と元会長に賠償を求めました。