【北朝鮮】「指導者の肖像画」を守って命を落とす人が続出 当局は葬儀費用の援助すら行わない冷たい仕打ち
朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は5月12日、南浦(ナムポ)有色金属圧延工場の初級党委員会の副委員長だったチェ・ギヒョンさんを偲ぶ記事を掲載した。チェさんは持病を抱えつつも、休日返上で建設現場に通い熱心に働いていたが、ついには激しく吐血し、亡くなってしまった。日本ならば、ブラック企業の労災死亡事故か過労死事件として社会からの激しい批判を巻き起こしそうな話だが、北朝鮮では美談として取り上げられるのだ。