【北解放の米学生死亡】元収容者が見た外国人虐待の実態…「言葉が通じない」「姿勢崩した」と殴る 犯罪者として同じ扱い、治療なく放置
北朝鮮で拘束された米国人大学生、オットー・ワームビア氏が昏睡状態で解放された後に死亡した問題で、収容所を経験した脱北者が20日、当局による外国人暴行の実態を産経新聞に証言した。看守らは「言葉が通じない」といった理不尽な理由で容赦なく外国人も殴ったという。スパイ罪で2000~03年、北朝鮮の政治犯収容所に送られた後、韓国に亡命した脱北者団体代表の鄭光日(チョン・グァンイル)氏は、秘密警察、国家安全保衛部(現・国家保衛省)の取り調べの際、中国人や韓国人牧師らと同じ房に収監された。