【鳩山由紀夫】「中国から見れば、尖閣諸島は日本が盗んだと思われても仕方がない」
一国のトップが発した言葉は、ときに日本を混乱させ、ときに自身の政治生命を終わらせる。そこに首相としての資質が垣間見られる。【鳩山由紀夫】
「元日本の総理として、ひとりの日本人、人間としてここに来ました」(平成27年、ソウルの西大門刑務所跡地にて)「中国から見れば、尖閣諸島は日本が盗んだと思われても仕方がない」(平成25年6月、香港メディアのインタビューに答えて)日本の朝鮮統治時代、独立運動家らが収容されたソウルの西大門刑務所跡地で靴を脱いで土下座し、涙を流した。