【中国】日本人が“残業依存”脱却と共に考えるべきこと

2017年7月4日、人民日報は「日本人が“残業依存”から抜け出した後」と題する記事を掲載した。記事は「日本の残業文化は高度経済成長期の1950~60年代に形成された」と説明し、技術を持つ従業員を引き留めて次々と寄せられる注文に対応するために終身雇用と年功序列制度が生まれたと紹介する。その上で「会社を家とみなす日本式集団主義の下、残業は一般的な状態になった」と述べ、戦後の日本経済が奇跡的な成長を遂げる一方、過労死などの問題が生じたことに言及。