【北ミサイル】独韓首脳会談、G20文書で対北非難へ 文在寅氏は平和構想で大幅修正迫られ…対北圧力と対話の間でジレンマ
ドイツのメルケル首相は5日、訪独中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。両首脳は北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に強い懸念を示し、文氏は北朝鮮の挑発阻止のため、「われわれは一段と厳しい制裁の可能性を検討すべきだ」と述べた。韓国側によると、会談でメルケル氏は7日開幕の20カ国・地域(G20)首脳会議で、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する内容を、会議の成果をまとめた文書に盛り込む意向を示した。