【経済】東芝メモリ売却問題、米WD案への切り替え検討へ 韓国半導体大手SKハイニックスの議決権取得要求で
東芝が半導体子会社「東芝メモリ」の売却で、係争中の米ウエスタン・デジタル(WD)が示した買収提案への切り替えを含めた次善策を本格的に検討し始めたことが分かった。「日米韓連合」と優先交渉中だが、韓国半導体大手SKハイニックスが当初計画を覆して議決権取得を要求し、契約締結が難航しているためだ。WDが売却差し止めを求めて米国の裁判所に起こした訴訟の審問が14日(日本時間15日)に行われ、早ければその日のうちに裁定が下る可能性がある。