【北朝鮮】労働新聞「南朝鮮執権者の米国訪問は主人に対する卑屈なおべっかと物乞いばかりの恥ずべき親米屈従行為」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先週発表した対北朝鮮政策に関する「ベルリン構想」を受け、韓国統一部(省に相当)は10日、これに基づく政府の対応策を国会に正式報告した。北朝鮮の反応を見極めながら、離散家族再会行事や軍事境界線における敵対行為の相互中止を提案することなどがその主な内容だ。しかし北朝鮮は同じ10日付の労働新聞で文大統領を「醜悪な親米分子」と激しく非難するなど、韓国からの南北関係改善の呼び掛けを完全に無視している。