【軍事】迎撃困難な「多弾頭化」は2030年までに 北朝鮮ICBMで米大分析 「おとり」弾頭の開発を優先か
米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は10日、北朝鮮のICBM級「火星14」の分析結果を発表した。1~2年内に単発の核弾頭を搭載して米西海岸を射程に入れる可能性がある一方、迎撃を困難にする「多弾頭化」は2030年までかかるとの見解を示した。分析を担当した米航空宇宙学者シリング氏によると、現状はせいぜい「街」を標的とする程度だが、1~2年で米西海岸の「基地」を狙える正確性を持つ可能性があるという。