【米中】トランプ政権、対中制裁にビビる 追加予定の金融機関は「小物」ばかり…
先週末、ドイツ・ハンブルクで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)は教師然とした議長のメルケル・ドイツ首相と優等生面した強権の習近平中国国家主席がタッグを組み、トランプ米大統領やプーチン・ロシア大統領も陣取る会議を仕切ったが、世界のためになる成果を何一つ残したわけではない。メルケル氏は中国主導の広域経済圏構想「一帯一路」へのドイツの参加を表明し、ビジネス権益に目の色を変えるマクロン・フランス大統領ら他の欧州首脳に先駆けて、粗雑で不透明な中国式開発モデルに便乗した。