【高速鉄道】「日本が有利」の声も 中国政府、海外投資に規制 高速鉄道商戦は混戦模様に
中国政府が資金の海外流出を防ぐために、むやみな海外投資を行ってきた企業に規制をかけ始めており、この余波がマレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道の商戦にも及び始めた。当初は中国が有利に商談を進めていたが、ここにきて状況は一変。年内に予定されている入札でどこが勝利を収めるか、分からなくなってきた。同路線はマレーシアのクアラルンプールとシンガポール間約350キロをわずか90分で結ぶ計画で、2026年末までの開業を目指している。