【韓国】THAAD:電磁波測定が2度目の中止、手続き重視で泥沼化 再び「無期限延期」
韓国の国防部と環境部(いずれも省に相当)は10日、慶尚北道星州郡にある在韓米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)基地で実施する予定だった電磁波測定を一部住民・団体による反対で再び中止した。政府が住民の反対で電磁波測定を中止したのは7月21日に続き2回目だ。国防部は「時間をかけて住民を説得した後、改めて実施する」と説明しているが、「住民の説得」を前提としている以上、電磁波測定だけでなく、THAAD発射台4基の追加配備も不可能ではないかとする懸念が浮上している。