【経済】韓国自動車会社「通常賃金敗訴の時は工場を海外に移転」
起亜自動車の通常賃金訴訟1審判決を控えて韓国完成車企業が工場の海外移転の可能性を取り上げ、「背水の陣」をひいた。現代・起亜・韓国GM・ルノーサムスン・双竜など韓国完成車5社が加盟している韓国自動車産業協会は10日、声明を通じて「起亜車が通常賃金判決で3兆ウォン(約2852万円)の追加人件費の負担を背負う場合、会社の競争力に致命打を受けるだろう」とし「通常賃金にともなう企業の人件費負担が現実化すれば、生産の拠点を海外に移す案を検討するほかはない」と明らかにした。