【国防】北朝鮮ミサイルの避難訓練、各地で=勝負は8分、周知に課題も
北朝鮮のミサイル発射を受け、全国の自治体で政府主催の避難訓練が相次いでいる。3月に初めて秋田県男鹿市で行われて以降、今月30日の石川県輪島市で12例目となる。早ければ発射から7~8分で日本列島に到達するミサイルの被害を防ぐには、迅速な住民周知や関係機関の連携が欠かせず、課題も浮かび上がってきた。北朝鮮による2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射から一夜明けた先月29日、茨城県龍ケ崎市で行われた避難訓練には住民ら約150人が参加した。