【日台】日本語で台湾文学探究=植民地時代の詩人映画化-19日から日本公開
日本の植民地だった戦前の台湾で、日本語で台湾文学を探究した青年たちの軌跡を追ったドキュメンタリー映画「日曜日の散歩者」が19日から日本で公開される。公開を前に来日した黄亜歴監督は「新しい文学を創造することで、心の自由を獲得しようとした」と抑圧的な時代に埋もれた詩人らの苦悩に思いをはせた。映画は、1933年に日本留学を終えて台湾南部の台南で詩人団体「風車詩社」を結成した楊熾昌ら当時10~20代だった青年たちに焦点を当てる。