【台湾】台湾で発生した大規模停電、背景に厳しい電力事情=蔡英文政権の「原発撤廃」に産業界から反発
台湾で15日、大規模停電が発生した。発端は火力発電所への燃料供給の操作ミスで、停電は台湾本島全体に広がった。大停電の背景には台湾における慢性的な電力事情の緊張がある。政府が掲げる「原発撤廃」への方針に、産業界から改めて異議が出た。中央通訊社など台湾メディアは関連ニュースを続々配信した。停電の発端は石油会社の台湾中油が操作ミスにより午後4時ごろ、大潭電廠への燃料ガスの供給がストップしたことだった。