【高野孟】米本土に向かう北ミサイルを日本が打ち落とすという錯誤 安倍政権の立場に寄り添おうとすると、こんな初歩的な間違いを犯す
今週日曜日のTBS系「サンデーモーニング」を見ていてちょっと驚いたことがあった。北朝鮮のミサイルの問題を論じている時に、準レギュラーのコメンテーターである外交評論家の岡本行夫氏が「北のミサイルが日本の上空を飛び越えて米本土に向かうというのに、日本が(何もしないで)行ってらっしゃいと手を振って見送るわけにはいきませんから」と、同盟国としての日本がそれをはたき落とすよう努めるのは当然という趣旨のことを語っていた。