【国際】北朝鮮のICBM保有で見落とされている大問題 イラン、パキスタン、シリアなどとの連携で欧州も核の脅威下に
いまほぼ米大陸全土に届く北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)の配備が来年にもされると報じられ、米国の日韓など北東アジア同盟国に対し、これまで保障してきた拡大核抑止の信頼性について、今年8月の日米外務防衛担当閣僚会議でも、米国による核抑止力を含む対日防衛義務の履行について再確認された。逆にこのことは、改めて再確認しなければならないほど拡大抑止の信頼性がいま問われることを示唆している。