【防衛省】来年度概算要求、過去最大の5兆2551億円へ 北朝鮮による弾道ミサイル攻撃や海洋進出を強める中国を念頭に防衛強化
防衛省は、来年度(平成30年度)予算案の概算要求について、北朝鮮による弾道ミサイル攻撃に対応するためのミサイル防衛の強化にかかる経費などを盛り込み、過去最大となる5兆2500億円余りとする方針を固めました。防衛省は、来年度予算案の概算要求で、北朝鮮の核・ミサイル技術が進展していることを踏まえ、地上配備型でイージス艦と同様の能力がある新型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の整備に向けた予算を、金額を明示しない「事項要求」という形で盛り込むことにしています。