【台湾】食用卵から殺虫剤検出 ニワトリ9万羽を殺処分へ
(台北 22日 中央社)行政院(内閣)農業委員会は22日、衛生福利部(衛生省)や環境保護署とともに記者会見を開き、中部・彰化県の養鶏場3カ所で生産された鶏卵から、殺虫剤成分の「フィプロニル」が検出されたと発表した。これらの養鶏場から出荷された卵は回収され、ニワトリ9万羽が今後殺処分される。ヨーロッパや韓国で卵から殺虫剤成分が検出されたのを受け、農業委員会動植物防疫檢疫局は今月7日から各養鶏場で生産された卵について、フィプロニルの検査を実施。