【朝鮮日報】突破口見えない対中関係、文大統領の年内訪中も不透明 韓国大統領府、中国にTHAADの共同調査を提案へ
韓中関係は、前政権に続き文在寅(ムン・ジェイン)政権になっても冷え込んだ関係から抜け出せずにいる。文大統領は当初、北朝鮮の核問題で中国の積極的な役割を求めた上で終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を保留し、中国との関係改善を模索する構えだった。しかし北朝鮮が先月、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射すると、文大統領はTHAADの発射台4基の「臨時配備」を指示し、THAADを「外交カード」として使う構想は仕切り直しとなった。