【湯浅卓】トランプの「新北朝鮮戦略」は日本の救世主だ バノン更迭は北朝鮮への最後通告として有効
ドナルド・トランプ米大統領の17日間の夏季休暇(8月4日~20日)は、ご本人が「ワーキング・バケーション」(働く休暇)と強調していたが、文字どおり、いやおそらく本人にも予想外の大忙しとなった。まず8~9日には、トランプ政権の外交上の最大の課題である北朝鮮の核・ミサイル問題が緊迫化。12日にはバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と反対派の衝突事件が発生、18日にはスティーブン・バノン首席戦略官・上級顧問を更迭した。