【愛媛新聞/社説】政治の差別、米国を笑えない。無償化から朝鮮学校排除に国連も懸念。憎しみの連鎖を絶ち、共生への努力を
差別と政治 「国家の傷」癒やす融和の言葉を
白人至上主義などを掲げる団体と反対派との間で起きた米南部バージニア州の衝突から約2週間。米社会の人種対立が激化している。「緊張にガソリンを注いで(あおって)いる」(米フェニックス市長)張本人は、トランプ大統領。その事実に、暗たんたる思いがする。「両陣営の責任だ」「左派も暴力的」「追加コメントをしたのに偽ニュースメディアは満足しない。