【国際】ペルー遺跡から19世紀の中国人労働者の遺体、奴隷に代わる労働力
ペルーの先コロンブス期の遺跡を調査している考古学者チームが、19世紀末─20世紀初めに埋葬された中国人労働者16人の遺体を発掘したと明らかにした。
1854年に奴隷制が廃止された後、ペルーは19世紀(訂正)に最も多くの中国人労働者がやってきた場所の1つとなった。発掘作業を率いる考古学者ロハナ・ゴメス氏は、今回見つかった中国人労働者は19世紀末から20世紀初頭にかけて埋葬され、「極めて厳しい」環境で近くのプランテーションの綿花収穫などの作業に従事していた可能性が高いと述べた。