【日韓】菅義偉官房長官 徴用工めぐる韓国対応「河野太郎外相が簡潔に提起」と説明 請求権「解決済み」と強調
菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、河野太郎外相が7日にフィリピン・マニラで韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談した際、日本の朝鮮半島統治時代の徴用工に絡む韓国側の対応に関し「簡潔に提起した」と述べ、適切な対応を求めて抗議していたことを明らかにした。韓国では「徴用工の像」設置の動きに加え、文在寅大統領が17日の記者会見で、1965(昭和40)年の日韓請求権協定で消滅した徴用工に絡む請求権について「個人の権利は残っている」と認める発言をした。