【韓国】トップに懲役5年実刑、「獄中経営」でサムスン失速危機 業界の構図一変も
韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告(65)への贈賄罪などに問われた同国最大財閥、サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(49)に対し、ソウル中央地裁が懲役5年の実刑判決を言い渡した。現状は業績好調のサムスンだが、「獄中経営」で判断に後れを取れば、失速リスクも高まる。サムスンが朴被告の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告(61)の娘の馬術競技支援として拠出した約72億ウォン(約7億円)などについて、李被告の経営権強化に向けて政権の便宜供与を期待した賄賂と認定。