【韓国】財閥改革の先延ばしも サムスントップに実刑判決、民衆の怒りを抑えるためのスケープゴート
先週末、韓国最大規模の財閥サムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告に厳しい判決が下されたのを受け、同被告が民衆の怒りを抑えるためのスケープゴートになったとの見方が強まっている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は大統領選の公約として財閥改革を掲げていたが、今回の判決によって国民からの圧力は弱まり、文政権における財閥改革の優先順位は低くなった公算が大きく、財閥改革が先延ばしされる恐れもある。