【中国】人民銀また不透明さ露呈 23日の短期金利データミス
中国人民銀行(中央銀行)が市場を驚かせる力は非常に強く、投資家は先週発生したデータのミスについて当初、それが政策シグナルかどうか頭を悩ませた。市場が注目している中国短期金融市場の指標金利が、23日の取引開始時に0.55%の大幅上昇を示した。その後、この異例の大きな上昇は誤りだったと銀行間資金の取引センターNIFCが説明したと伝わったが、今回の混乱は、金融システムの流動性を調整するために人民銀が銀行間市場の政策手段を曖昧な形で利用していることのマイナス面を示した。